カナダにおいては、2020年3月より外国人が入国禁止となり、毎月末に入国規制が延長されていました。しかし2021年9月7日より カナダへの外国籍一般観光客の入国が条件付きながら可能になっています。
カナダ旅行には行けるの?そんな気持ちでいる方はいっぱいいるはず。この記事ではカナダの入国情報、行動制限などについてお知らせします。
参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_222.html#ad-image-0
カナダ:いつから海外旅行に行ける?(10/11現在)
カナダ旅行を待ち望んでいる方に朗報です!
2022年10月01日以降、カナダ入国時に求められていた、新型コロナ関係の証明書(ワクチン接種証明書、治癒証明書及び陰性結果証明書)の提示義務は解除となりました。入国時の検査や入国後の隔離待機は、もちろんありません。
*新型コロナワクチン接種証明書⇒不要
*PCR検査陰性証明書⇒不要
*カナダ入国時の検査⇒ありません
*カナダ入国後の隔離待機⇒ありません
*ArriveCANアプリまたはウェブサイトを通じて公衆衛生情報の提出⇒不要
コロナ感染拡大前と同じように入国ができるようになりました。旅行出発前の準備がだいぶ楽になりました。
※カナダ入国には電子渡航認証( eTA:Electronic Travel Authorization)の申請・取得が必要です。
旅行者は、旅行中に高品質でフィット感の高いマスクを着用することをお勧めします。一部の州や都市では、旅行者は公共の場でもマスクを着用する必要があります。
※カナダは州、準州ごとに検疫措置など対策が取られています。滞在する都市(州)の対策の確認が併せて必要です。下記カナダ政府のホームページ内のURLから確認が可能です。
https://travel.gc.ca/travel-covid/travel-restrictions/provinces
【海外安全情報(感染症危険情報)】
カナダは2022年10月11日現在、日本の外務省から【レベル1:十分注意してください】という勧告が出ていますが、カナダへの旅行は可能です。
マスク着用が推奨されているとは言え、カナダへの旅行の際には引き続き基本的な感染対策(マスク着用を心がける、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避ける、人との距離を空けるなど)を行い、感染しない、うつさないことを心がけて行動しましょう。
ただし乗継ぎや周遊は注意!!一緒に旅行してはいけない国
カナダが日本人の受け入れを開始したとしても、他の国や都市との周遊をお考えの場合は滞在する国および乗継ぎ地に至るまですべてに対して入念な下調べが必要になります。カナダ全土も州ごとで、自己隔離が義務付けられていたりします。違反者には罰金又は禁固などが科される可能性があります。
例えば隣国アメリカ内の乗継ぎだけだとしても、出発までに日本や現地のコロナウイルス感染状況などで入国規制が変わる可能性もあります。リスクのある行為のため、止めておくのが無難しょう。なお、カナダから日本に入国する際には、最大で7日間の自宅等での待機など水際措置が維持されていますので、引き続き注意が必要です。
日本帰国後の規制について
カナダ旅行後についても忘れてはいけません。
2022年9月07日よりワクチン3回の接種証明書があれば、カナダ出国前(=出発時刻前)72時間以内の検査、陰性証明書の提示が不要に!
日本入国前に滞在した国に関わらず、すべての国からの日本入国に際して下記の書類の取得、手続きが必要になります。
①検査証明書の提出=ワクチン3回接種者は不要!
・カナダ出国前72時間以内に実施した検査のもの
・医療機関又は検査機関により発行されたもの
・厚生労働省が指定する有効な検体採取方法、検査方法のもの
・検査証明書は厚生労働省の所定フォーマットを使用、又は条件を満たす任意フォーマットの使用も可
(必須項目=1.氏名、2.生年月日、3.検査法、4.採取検体、5.検体採取日時、6.検査結果、7.医療機関名、8.交付年月日)
②質問票Webの事前登録
・到着前(自宅・空港・機内等)に滞在歴や健康状態、連絡先を入力しQRコードを取得
・QRコードを検疫官に提示
※日本入国時の水際対策をご自身でも確認をお願いします。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
※ファストトラックは現在、成田、羽田、中部、関西、福岡空港にて利用可能となりました。ファストトラックとは、入国者居所確認アプリ「MySOS」に各提出書類を事前に登録しておくことで、一部検疫手続きを簡素化できるシステムです。
詳細はhttps://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/をご参照ください。便利なアプリの利用でスマートに旅を楽しみたいですね!
2022年10月11日より日本帰国時の水際対策措置が変更になりました。
従来は日本入国前に滞在した国における流行状況、日本への流入状況などのリスク評価などを考慮し、国・地域を「赤」・「黄」・「青」の3つに区分していましたが、撤廃され「すべての国」からとなりました。
新型コロナワクチンの3回接種の有無、日本入国前に滞在した国に関わらず、下記が適用されます。
1.入国時(到着空港)の検査=なし
2.入国後の待機=なし
※公共交通機関の利用制限はありません。
ただし新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除きます。
カナダ入国時の証明書の提示が廃止され、日本入国の際は空港での検査なし、ファストトラックを使えば時間短縮。日本帰国後の待機もなくなりました。さらに2022年9月7日よりコロナワクチン3回接種者のみ日本帰国前の検査が不要など条件付きではありますが、日本入国時水際措置が大幅に緩和され、海外旅行できる環境が戻りつつあるのは嬉しいですね。
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