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オーストラリアは人気の高い国の一つですが、大人だけでなく子供も楽しめる要素がたくさん詰まっています。青い海や雄大な自然が広がっていて、動物も多いので、日本ではできないような体験を子供に経験させてあげることができるでしょう。各地の都市の中でも、いつか子連れで行ってみたいのがゴールドコースト。あちこちで動物と触れ合える機会があり、子供が大好きなテーマパークも充実しています。もちろん大人もビーチやショッピング、美味しいワインなどで楽しめます。
【1日目】成田→ゴールドコースト(翌朝到着)
日本からゴールドコーストへは、ジェットスターを使えば直行便で行くことができます。東京からゴールドコーストまでは約9時間、夜出発して翌朝に現地に到着するので、夜ご飯を食べたら、お子さんには機内で寝てもらいましょう。ただし、ジェットスターはLCCなので受託手荷物や座席のリクエストが有料など、何かと制約がある場合も。
LCCを避けたいなら、乗り継ぎ便ですがカンタス航空という選択肢もあります。その場合の所要時間は約13時間です。
ちなみにゴールドコーストに行く場合、目指す空港の候補は2つ。ゴールドコースト空港かブリスベン空港です。ゴールドコースト空港は街の中心部まで約30分と近くて便利です。一方、ブリスベン空港からはゴールドコーストへ向かう途中で観光に立ち寄れるのが魅力です。
【2日目】街の中心!サーファーズパラダイス散策
到着したら、ホテルに荷物を置いて出かけましょう。ただ、お子さんの様子を見ながら、無理のない範囲で行動したいですね。日本とオーストラリアの時差は1時間しかないので、時差ボケの心配はありません。
ゴールドコースト一番とも言える観光スポットがサーファーズパラダイスです。街の中心部のホテルなら、徒歩圏内で便利です。真っ白でサラサラの砂浜が広がっているので、砂遊びにもぴったり。もちろん、海に入って遊ぶのもありです。遊泳エリアはサーフィンエリアとは分けられていて、ライフセーバーの監視もあるので安心ですね。
周辺のお土産屋さんを見てまわったり、スカイポイント展望台にのぼってゴールドコーストの街を360度眺めて楽しむのもおすすめです。
【3日目】野生のカンガルーに100%会える!?
翌日はクーンババ・レイクランズ保護地域へ野生の動物を探しに行きましょう。街の中心部から車で約30分の場所にあり、野生のカンガルーやコアラが見られる場所です。
カンガルーとの遭遇率はなんと99%とも言われていて、自由に飛び跳ねたり、寝転んだりする姿を見ることができるはず。コアラとの遭遇率はカンガルーに比べると少し下がるようですが、木の上を探していると見つけられることが多いようです。日本ではカンガルーやコアラに会えるとしても基本的には動物園ですが、オーストラリアでは野生の姿を子供に見せてあげられるのも魅力ですね。
【4日目】野生イルカへの餌付けに挑戦@モートン島
陸の生き物に会えたら、次は海の生き物にも近づいてみましょう。ブリスベンの沖にあるモートン島は97%が国立公園に指定され、様々な海洋生物に出会える自然の宝庫です。
一番人気は野生イルカへの餌付け体験。野生のイルカに自分の手で餌をあげることができます。身長制限はなく、一人で立って餌をあげられる状況なら子供でもOK。水族館のイルカショーとは一味違った体験ができるでしょう。
また、モートン島の近くには希少動物のジュゴンが約600頭も棲みついていると言われていて、ジュゴンに会いに行くクルーズツアーが用意されています。他にも6月~10月にやってくるザトウクジラを見に行くツアーや、ペリカンやクッカバラの餌付けなど、思い出になるイベントが盛りだくさんです。島のリゾートに宿泊してたっぷり楽しむのもおすすめ。
【5日目】大人の楽しみワイナリー訪問&ショッピング
連日遊びまわっていると子供も疲れてしまうので、ゆっくり息抜きする日も作りたいですね。ついでに大人も楽しめるのがワイナリー訪問やショッピングです。
オーストラリアのワインはお土産としても人気がありますが、せっかくならワイナリーでテイスティングしてみたいですよね。ゴールドコースト周辺にはいくつか訪問できるワイナリーがあるので、好みのワインを見つけて買って帰れば、帰国後の楽しみも増えます。
また、ゴールドコーストはショッピングスポットが豊富で、お買い物好きな人にもおすすめ。アウトレットパークのハーバータウンや、南半球最大級のショッピングセンター、パシフィックフェア。高級ブランドを求めるならマリーナ・ミラージュ、はたまたローカルなスーパーマーケットならウールワースやコールズに行ってみましょう。
【6日目】念願のコアラ抱っこで記念撮影
ちょっと休憩したら、旅行の思い出作りの仕上げにカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーへ。オーストラリアと言えばコアラ!もし3日目のクーンババ・レイクランズ保護地域でコアラを見つけられなかったとしても、ここでリベンジできます。しかも抱っこして記念撮影までできるのです。
オーストラリアの中でも、コアラを抱っこできるのは一部の州でだけ。プロのカメラマンによる撮影の他、自分のカメラでの撮影もOK。コアラ抱っこ写真1回で大人2人+子供2人くらいまで入れて、料金は29オーストラリアドル(2,808円)です。
コアラを抱っこできるのは身長140cm以上と規定がありますが、それ以下のお子さんの場合は木に乗ったコアラの背中に触れたようなポーズや、飼育員が支えるコアラの横で撮ることができます。
【7日目】ゴールドコースト→成田
あっという間に最終日になってしまいました。帰りのフライトもジェットスターなら直行便で楽々です。ただし、朝10~11時頃発の便なので、早めに空港へ向かうことも考えると、早朝に起きる必要があります。前日は早めにホテルに戻ってお子さんを寝かせておきましょう。
子連れのオーストラリア旅行はいかがでしたか?動物と近づけるチャンスがたくさんあって、子供も大人も大満足に楽しめる旅行先ですね。コアラ抱っこで家族写真を撮れば一生の記念になりそうですし、お子さんも特別な思い出として覚えていてくれるかもしれません。子連れでの海外旅行を計画する時に、少しでも参考になれば幸いです。