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南太平洋日付変更線を超えないギリギリのところにある島国フィジー。首都スバのビチレブ島西部にあるナンディ周辺がいわゆる観光地です。330以上もの島を持ち、周りは美しい海に囲まれているフィジーでは、陽気で明るい人々が観光客を「ブラ!」の挨拶で迎えてくれます。そんな温かみのある素朴なフィジーにはリゾートエリアがいくつかあるので初めて行く人にはどこを選んでいいか迷うところ。そこで、ここではどんなエリアがあるのかをご紹介!初めてのフィジーで滞在先を選ぶ際のご参考に!
いわゆる豪華リゾート地区【デナラウ・アイランド】
空港から約20分、ナンディ側からは細い橋のみで繋がっているリゾート島「デナラウ・アイランド」。橋を渡ってゲートを過ぎると一大豪華リゾート地区へと入って行きます。この島にあるのはシェラトン、ウエスティン、ソフィテル、ヒルトンなど有名なインターナショナルリゾート。マリーナにはレストランとショップがあり、ゴルフ場もあり、とこの島だけで過ごせてしまうセレブエリアなのです。
この島内には「ブラバス」と呼ばれるミニバスが巡回していますので、他のホテルのレストランに行ったりショッピングに行くにも便利。マリーナからは日帰りで行ける島へのフェリーも出ているので離島観光にもお勧めです。「デナラウ・アイランド」はあまりいろいろなところに行かずに優雅にのんびりしたい派にオススメのエリアです。
透明度高め!フィジーの海はココ!【ママヌザ諸島】
海が綺麗なイメージのフィジー。その海が実際に楽しめるのがナンディ沖に浮かぶ小さな島々「ママヌザ諸島」です。デナラウ島にあるマリーナからフェリーの定期便を利用して行けるので割と気軽に行けます。島は徒歩10分程で一周出来てしまう小さな島から、何棟ものコテージを持つ大きい島、ファミリーが多いカジュアルリゾート、大人限定の高級リゾートまで、値段も雰囲気も違うので理想のリゾートを選びたいですね。
中でも日本人ファミリーに人気なのがマナ・アイランド・リゾート&スパ。日本企業の運営ということもあり日本人が在住しているのも安心です。高級リゾートではリクリク・ラグーン、トコリキ・アイランドなどがハネムーナーにもオススメです。程よい島サイズで気も張らないトレジャー・アイランドもリピーターが多い人気リゾートです。
やっぱりロングビーチが好き派【コーラル・コースト】
ビチレブ島南部の海岸線にあるリゾートエリアが「コーラル・コースト」です。フィジーの中でも早い時期からリゾート開発が行われてきたエリアですが、素朴さは失われずリゾートの周りには自然が残り、ただ点々とリゾートホテルがあるだけ。ここでは時間を忘れ白砂ビーチでゆったり過ごすのが似合います。
リゾート周辺には、野鳥園クラ・エコ・パークや、シンガトカへの観光用蒸気機関車、景観を楽しめるモミ要塞など観光出来る場所もあるので、ビーチだけでなくちょっと観光もしたい派にはオススメのエリアです。ホテルも安宿から超高級リゾートまで様々、ロングステイもショートステイも思いのままなので旅行スタイルに合わせて選びましょう。
素朴なタウンとビーチもある【ナンディと周辺エリア】
フィジーの玄関ともなっているナンディですが、ナンディは元々素朴な町であったため、今でも決して大きくありません。ナンディ・タウンも庶民的なお店が多く、観光客の為のお店は少ないですがそこがこの町のいいところ。マーケットを覗けばフィジーの人々の生活が垣間見れ、笑顔に触れる事が出来るのです。
ナンディも少し外れると素朴なビーチが広がり、そこにも近年リゾートホテルが建ち始めています。安宿が多かったワイロアロアビーチ沿いに2019年プルマン・ナンディ・ベイ・リゾート&スパがオープンし、リゾートとして注目が高まりました。またラマダなどのキッチン付きのホテルもあり、長期滞在にもオススメです。
お好みエリアは見つかった?【まとめ】
フィジーの主要エリアを4つ挙げましたが、お好みはありましたか?「セレブエリアに滞在したい派」は【デナラウ・アイランド】、「とにかく美しい海!派」は【ママヌザ諸島】、「素朴なビーチでのんびり&観光もしたい派」には【コーラル・コースト】、「アクティブ&地元を楽しむ派」には【ナンディ】となります。そして、私からの勝手なオススメはフィジーと言ったらここ!【ママヌザ諸島】です。
フィジーにはこの4つのエリアの他にも、もっと行き難いけど、素晴らしく美しい海「ヤサワ諸島」をはじめ、東、南にも沢山の島々があります。でもそれはフィジー上級者向け、まずは東側の4つのエリアから楽しみ、リピートする際にその魅力溢れる島々へ足を運んでみるのがいいかもしれません。日本からナンディへの直行便がいつまでも続く事を願って。