入国規制完全撤廃とまではいきませんが、日本人に対しての入国緩和が始まりつつあるキューバ。2020年11月15日より事実上外国人の入国が可能となり、人数や時間制限を導入しつつ、観光も再開しました 。キューバの有名な観光地では海外からの観光客が増えており、感染症対策をしながらも賑わいをみせています。もちろんキューバが日本人を受けいれていても、日本帰国の際の制限が緩和されない限りは安心して旅行できません。しかし、日本帰国の際の制限が撤廃されれば、近い将来以前のように旅行に行けるようになるでしょう。こちらの記事では、キューバの入国規制の現状についてご紹介していきます!
参考:外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_245.html#ad-image-0
キューバ:いつから海外旅行に行ける?(10/12現在)
キューバ旅行を待ち望んでいる方に朗報です!
2022年11月よりカナダ/トロント‐キューバ間のフライトが復活します。入国時の接種証明書及び陰性証明書の提示が不要で入国が可能でしたが、日本からの経由地のカナダ、メキシコからのフライトがなく、行くことはできませんでした。
2022年10月12日現在、キューバ入国に必要な条件は下記の通りです。
入国に際に
・健康申告書の提出
・モニタリング検査として、ランダムに抽出した入国者に対しPCR検査を実施されます。
Q.キューバ入国後の隔離・待機は?
-ありませんが、入国時のランダムに行われる検査において陽性が出た場合は症状により隔離・待機が異なります。
・無症状の場合=宿泊ホテルで待機
・発熱などの症状がある場合=指定されたホテルで待機
Q.キューバ入国後の行動制限は?
-ありません
※出国に際して、キューバ自体に規制は今のところありませんが、渡航先によっては新たにPCR検査証明書の取得が必要となるケースもあり注意が必要です。
※キューバ観光省発表:https://www.mintur.gob.cu/protocolos/
【海外安全情報(感染症危険情報)】
キューバには2022年10月12日現在、日本の外務省から【レベル1:十分注意してください】。という勧告が出ていますが、キューバへの旅行は可能です。
マスク着用義務が廃止されているとは言え、キューバへの旅行の際には引き続き基本的な感染対策(マスク着用を心がける、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避ける、人との距離を空けるなど)を行い、感染しない、うつさないことを心がけて行動しましょう。
ただし乗継ぎや周遊は注意!!一緒に旅行してはいけない国
キューバが日本人の受け入れを許していたとしても、乗り継ぎ地での入国条件など下調べが必要です。2022年10月12日現在、カナダ、メキシコでの乗り継ぎについては乗り継ぎ地(国)が求める各種証明書の提示などはなく、新型コロナウイルス感染拡大前と同じように乗り継ぎができます。ただし目的地(国)の入国条件を満たす書類などの要件の確認はあります。また乗り継ぎ空港ではレストランや免税店などの営業も始まり、基本的な感染対策を取りつつも乗り継ぎ時間も楽しめるようになりました。
中南米、カリブ海エリアの他の国も、入国の際は新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を求められたり、入国できてもその後の自主隔離、待機が必要とされる国は少ないながらも、まだあります。複数の国を周遊する際は組合せる国の入国条件を確認すると共に、さらに入国前検査が必要な国への条件を満たす検査機関での検査や陰性証明書の準備が出来るかなどを考慮に入れて余裕をもった日程を組む必要があります。その他、日本帰国時の検査や隔離待機の有無の確認も併せて必要です。
日本帰国後の規制について
キューバ旅行後についても忘れてはいけません。
2022年9月07日よりワクチン3回の接種証明書があれば、キューバ出国前(=出発時刻前)72時間以内の検査、陰性証明書の提示が不要に!
2022年10月11日より、日本入国前に滞在した国に関わらず、すべての国からの日本入国に際して下記の書類の取得、手続きが必要になります
①検査証明書の提出=2022年9月07日よりワクチン3回接種者は不要!
・キューバ出国前72時間以内に実施した検査のもの
・検査証明書は厚生労働省の所定フォーマットを使用 ・医療機関又は検査機関により発行されたもの
・厚生労働省が指定する有効な検体採取方法、検査方法のもの
※キューバでの検査機関は、在キューバ日本大使館ホームページ内の下記URLを参照ください。
https://www.cu.emb-japan.go.jp/files/100356285.pdf
②質問票Webの事前登録
・到着前(自宅・空港・機内等)に滞在歴や健康状態、連絡先を入力しQRコードを取得
・QRコードを検疫官に提示
※日本入国時の水際対策をご自身でも確認をお願いします
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.htm
※ファストトラックは現在、成田、羽田、中部、関西、福岡空港にて利用可能となりました。
ファストトラックとは、入国者居所確認アプリ「MySOS」に各提出書類を事前に登録しておくことで、一部検疫手続きを簡素化できるシステムです。 詳細はhttps://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/をご参照ください。便利なアプリの利用でスマートに旅を楽しみたいですね!
2022年10月11日より日本帰国時の水際対策措置が変更になりました。
従来は日本入国前に滞在した国における流行状況、日本への流入状況などのリスク評価などを考慮し、国・地域を「赤」・「黄」・「青」の3つに区分していましたが、撤廃され「すべての国」からとなりました。
新型コロナワクチンの3回接種の有無、日本入国前に滞在した国に関わらず、下記が適用されます。
1.入国時(到着空港)の検査=なし
2.入国後の待機=なし
※公共交通機関の利用制限はありません。
ただし新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除きます。
キューバ入国時の証明書の提示が廃止され、日本入国の際は空港での検査なし、ファストトラックを使えば時間短縮。日本帰国後の待機もなくなりました。さらに2022年9月7日よりコロナワクチン3回接種者のみ日本帰国前の検査が不要など条件付きではありますが、日本入国時水際措置が大幅に緩和され、海外旅行できる環境が戻りつつあるのは嬉しいですね。
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日本帰国後の規制が解禁される前に、「旅行の相談をしておきたい!」という方も多いはず。
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