標高3200mの神秘　青海湖と☆ゴビ砂漠・嘉峪関・世界遺産の莫高窟☆新開通シルクロード新幹線利用

古代の絹の道シルクロード。ローマと長安（西安）を結ぶ街道は、かつて沿線の町々に多大な繁栄をもたらしました。時が流れ大航海時代に入ると、シルクロードは衰退していき、今や辺境とか秘境という言葉が似合う土地となりました。2014年12月そんなシルクロードに歴史的なできごとが起こりました。そう、新幹線（高速鉄道）が開通したのです！蘭州～ウルムチ1776Kmを11時間50分で走ります。在来線では、西寧はウルムチへ行く路線上にありませんでした。しかし新幹線ではウルムチへ行く路線上に駅が設置され、お蔭で西寧や青海湖と、シルクロードの敦煌間の移動がとても便利になりました。新幹線に乗車を体験し青海湖とシルクロードを周遊するのがこのコースなのです。

敦煌の郊外、南西へ約5kmのところに位置する鳴沙山。シルクロードで一番美しい砂丘と賞される、一面に広がる壮麗な姿を見せてくれます。風が吹くとまるで泣いているような音がするためにその名が付いたそうです。敦煌から日帰りでその美しい砂丘を堪能できるので、敦煌滞在中に、石窟寺院の莫高窟と共に人気のある観光名所となっています。ラクダに乗って砂丘の麓を散歩したり、砂丘に登って滑り落ちて遊んだり、砂漠を堪能するのは格別の体験となるはずです。東西の長さは約40kmにおよび、南北の幅も約20km。最も高い地点の標高は1715mだといわれています。延々と果てしなく続いてゆく緩やかな砂丘の曲線は、優美で感動的なのです。