もう1つのインド　トロピカルでのどかなインド　南インド☆フライト利用でラクラク周遊☆世界遺産の海岸寺院とヒンズー教の聖地へ！！

タミール・ナドゥ州はチェンナイ（マドラス）を州都とする人口600万人を擁するインドの東側最南部の州です。タミル語を独自に州の公用語としており、北インドのヒンディー語と全く違い、お互いの意思疎通が図れないほど異なっています。国の公用語の一つとして認めているスリランカやシンガポールへはこのタミール・ナドゥ州からタミル語が伝わったと言われています。またミーナークシー寺院などで知られるインドの定住民族の文化（トラヴィダ）の遺跡群の数多くが存在し、美しいベンガル湾の浜辺も有名です。あまり日本人には馴染みはありませんがビーチや遺跡に観光には事欠かないエリアなのです。

北インドではナンやチャパティーをよく食べますが、南インドではメインはライス。バナナの葉っぱを敷いた大皿にライスを載せて、アルミ製の小さなカップに入った数種類のおかずを回りに並べた定食があってミールスMEALSと呼ばれています。ミールスとは、南インド料理を象徴する食事のスタイルなのです。一例として、ベジタリアンのお店で出てきたミールスはカレーがどれも程よくスパイシーで美味しくて、野菜のソテーPoriyal,レンズマメと野菜のシチューKoottu、豆のドーナツVada, ライスプディングPeyasam, スープ状のSambar, などに超薄クラッカーのAppalamやピクルスも付いてます。南インドでの食事は本当に嬉しくなりますね。