定番のシギリヤロックと古都キャンディ☆4大世界遺産と象の孤児院訪問付き☆シギリヤロックが見えるホテルに宿泊！☆＜安心の日本語スルーガイドがご案内＞

東西南北見渡す限りのジャングルの中、突如として現れる高さ200mの巨大な岩「シギリヤロック」。シギリヤロックの歴史は、5世紀後半シンハラ王朝の時代までさかのぼります。クーデターを起こして父親から王権を奪い取ったカッサパ1世は、王位継承するはずであった弟モッガラーナからの復讐を恐れ、360度どこからでも弟の襲来に気づけるようにと、ここシギリヤロックに宮殿を構えました。シギリヤロックの頂上からは、どこまでも続く大自然と、遮るもののない青空がのぞめます。父を殺すという仏教徒として最大の罪を犯した後悔と、弟からの反撃におびえた苦悩の日々の中、カッサパ1世はこの素晴らしい眺めを前に一体何を想っていたのでしょうか。

スリランカ北部中央に位置するアヌラダプーラは、仏跡と史跡に富んだ世界遺産の一つです。今から約2500年以上も昔、スリランカ最古の都・アヌラダプーラは、仏教の中心地として栄えました。その後、紀元10世紀頃まで都の繁栄は続きましたが、度重なる南インドからの侵略により、その長い歴史は幕を閉じました。都としての役割は終えましたが、今もなお仏教の巡礼地の一つとしてスリランカの人々の大切な土地であることに変わりはありません。天を突くような、巨大な円型仏塔（ストゥーパ）の周りでは、祈りを捧げるスリランカの人々の姿が。彼らの敬虔な信仰心と、遺跡に刻まれた悠久の歴史が、訪れる旅人の心も穏やかにしてくれるようです。