グリム童話「いばら姫」の舞台、森の中の城☆メルヘン街道の美しき古城ホテル滞在とドイツ東部ベルリン・ドレスデン周遊

グリム童話の「いばら姫」の舞台といってもピンと来ないかもしれません。つまり、ディズニーの「眠れる森の美女」の舞台。それがザバブルグの古城ホテルです。700年近い歴史を持つ古城で、ロマンチックなインテリアが人気を博しています。古城ホテルというと、格式がありすぎて気後れしてしまいそうですが、この古城ホテルはややカジュアルです。ドイツの田舎流のもてなしをしてくれて、スタッフもフレンドリーなのが嬉しいところ。城の周辺では、深い森があったり牧場に牛が草を食んでいたり、緑の中を散歩すれば、きっとドイツの旅のアクセントになることでしょう。

かつて「百塔の街」と称され、第2次大戦時の空襲でほぼ灰燼に帰すほどの被害を被ったものの奇跡的な復興を成し遂げたドレスデン。華麗な建築物の多くは戦後「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」の評される大規模な修復作業により、元の美しい姿を取り戻しています。特に貴重な美術工芸品が集められたレジデンツ宮殿やツヴィンガー、君主の行進の大壁画は必見です。エルベ川沿いにはフラウエン教会やブリュールのテラス、三位一体大聖堂といった見ごたえのある建築物が並び、遊歩道に沿って散歩するだけでも心洗われる気分になります。時間があれば少し足を延ばして、磁器で有名なマイセンなど近郊の田舎町にも行ってみるのもおすすめです。