哀愁のポルトガルと情熱のスペイン☆2国周遊　リスボン＆マドリード☆フィンランド航空利用　深夜特急も体験

ポルトガル繁栄の礎となった大航海時代を指揮したエンリケ航海王子の活躍を記念して1960年に造られたモニュメントです。手入れが行き届いているためか、今も尚、力強く美しい雄姿を見せてくれています。内部は大航海時代のミュージアム（入場料5ユーロ：2017/5現在）で屋上の展望台に上がれば、隣接する世界遺産のジェロニモス修道院とべレンの塔を同時に見渡せます。また、テージョ川に架かる4月25日橋や対岸のクリスト・レイエリアも一望できます。リスボン中心部からは、観光市電として有名な15号線を利用して簡単に訪れることができます。

マドリードでの最大の楽しみは、プラド美術館をはじめ素晴らしい芸術作品の数々を鑑賞することでしょう。プラド美術館はエル・グレコやゴヤなどの作品が展示されています。スペイン内戦の様子を描いたピカソのゲルニカは、ソフィア王妃芸術センターで観ることができます。また、オペラ駅の近くにある王宮を見学すると、いくつもいくつも続く無数の豪華な部屋にため息がでてしまうことでしょう。そのほか、マドリッドの中心地、プエルタ・デル・ソルの喧騒やマヨール広場など、マドリッドは散策するだけでも楽しい街でもあります。疲れたときには広々としたティーロ公園で休憩すると、スペインっ子の日常を覗くことができるかもしれません。