カタール航空利用　不思議な魅力に心が奪われるアンダルシア地方☆グラナダ・コルドバとバルセロナの旅☆AVE（新幹線）にも乗車　幸せのスペイン旅

コルドバは711年にイベリア半島に侵攻した、イスラム教徒の首都だったことから、イスラム教の趣きが色濃く残っている街です。コルドバの街は大きいですが、主に見所はユダヤ人街と呼ばれる小さな区域。その中の、イスラム教とキリスト教が共存する必見のモスク、メスキータは、この街で最も重要な場所のひとつです。薄暗いモスクの中に無数の柱とアーチが広がり、その様子は圧巻です。中心には教会内部、カテドラルがあり、広々とした空間に荘厳さが満ち満ちています。メスキータの裏に広がるユダヤ人街の“花の小路”でみつかる白い壁と鮮やかな花たちの美しいコントラストは私たちの目を楽しませてくれることでしょう。

カサミラは直線をなるべく排除し、ゆがんだ曲線を多用した、山をイメージした建築物です。ガウディ建築の代表作のひとつで、日々たくさんの観光客が見学しています。バルセロナの目抜き通りの角で、その外観の波打つようなフォルムがひと際異彩を放っているのがわかります。回廊式の中庭は、見上げると丸く青空が切り取られる風景でまさに壮観。チケットを買ってエレベーターで屋上に上れば、ユニークな形状の排気筒や煙突が、山の峰々のように聳え立っています。高級マンションであったカサミラには、ひと昔前のアンティックな寝室や台所が今も見学可能で、興味深い展示物となっています。