東西文化の接点・バルカン半島5ヵ国周遊☆専用車で国境越えも！！　コソボ・モンテネグロ☆アルバニア・マケドニア＆トルコにも寄っとく？9日間

バルカン半島は長年に渡って侵略と紛争の舞台となりました。特に13世紀から19世紀まで繁栄を誇ったオスマン帝国の影響は絶大で、街にはセルビア正教会に代わり、イスラム教のシンボルである時計塔やモスクが建造されました。セルビア正教会の中には破壊されず残されモスクへと転用されたものも多く、北マケドニアやコソボの教会では19世紀以後修復され素晴らしいフレスコ画を見ることもできます。このツアーではオスマン帝国が目指したバルカン半島の4ヵ国を周遊し、最後に帝国時代の首都コンスタンティノープル、つまり現在のイスタンブールに訪れます。オスマン帝国の繁栄と没落の歴史の流れを肌で感じることができるはずです。

1972年に世界遺産に登録されたオフリド湖は、9～11世紀にオフリド市街に建造されたビザンティン様式の宗教建築との調和が見事なヨーロッパ最古の湖としてその名が知られています。853mのプレスパ湖や標高2200mを超えるガリチツァ山からの雪解け水がカルスト台地の地中を通りオフリド湖に注ぐため、水は透明度が高く、22mの水深であっても水底が見えるほど。また近年、オフリド湖の持つ最も深い水深距離が更新され313mであることがわかりました。この数字はローマ帝国がキリスト教を公認したミラノ勅令が発布された313年と同じであることから、キリスト教の歴史深いオフリドにあって、単なる偶然ではないと見る動きも少なくありません。