寄って！イスタンブール＆音楽と美食の都・世界遺産ウィーン☆ぶらっとオーストリア・トルコ　2カ国周遊＜朝食付き＞

ユーゲントシュティール様式とは、ドイツ語でアール・ヌーヴォーのこと。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動で「新しい芸術」を意味します。花や植物などのうねる曲線を多用して組み合わせた有機的なモチーフが特徴で、従来の様式に囚われない装飾性や、大理石や鉄、ガラスといった当時の新素材の活用などは、ウィーンの首都景観に大きな影響を与えました。装飾を除くとその造りは機能的で、近代建築に通じる骨格が見て取れます。セセッシオンやシュタットバーン（かつての市営鉄道）の駅舎はユーゲントシュティール建築を代表する建築物のひとつであり、訪れた人々を魅了し続けています。

「今年の」という意味のドイツ語「ホイリガー」に因んで、当年産のワインの新酒を意味するホイリゲ。ウィーン産のワインのみ提供され、ブドウ畑に囲まれた心地良い空間で家族や友人と飲むワインは格別。入口に吊るされた松の枝の束が「営業中」のサインで、中に入ると週末は家族連れで賑わい、どこのテーブルもほろ酔い気分で楽しそう。爽やかなワインのつまみにはビュッフェスタイルの冷たいハムやチーズもありですが、お皿からはみ出るほど平らでインパクト大なオーストリアの肉料理、仔牛のカツレツ「シュニッツェル」をみんなで分け合うのも最高。