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フランス語で「隠れ家」を意味するエルミタージュ美術館。エカチェリーナ2世の全盛期時代に集められたものをはじめ、素晴らしいコレクションが一堂に会しています。コレクションだけではなく、かつては皇帝の冬の宮殿だった建物自体の豪華なつくりや、玉座の間なども見どころです。すべての作品を線でつなぐと、およそ25km。とても1日では鑑賞しきれません。見たい作品にしぼって回るのがいいでしょう。館内は作品保護のため、飲み物の持ち込みが禁止されています。巨大な迷路のような建物ですが、トイレは1階にしかありません。食事とトイレを済ませてから美術館へ向かうのがおすすめです。

パリ発祥の地であるシテ島は、ノートルダム寺院で有名ですがその他にも後期ゴシックの頃に完成したサント・シャペルは見逃せません。礼拝堂が１階と２階に分かれており、最大のみどころは２階部分の壁一面に敷き詰められたステンドグラスです。ライトの光とステンドグラス、また外の太陽の光とが合わさった美しさに見惚れてしまいます。サント・シャペルのステンドグラスはパリ最古のもので、ステンドグラスの一つ一つの模様は聖書の物語を表しています。パリには他に多くの観光地や美術館があるためサント・シャペルを後回しにしてしまいがちですが、ゴシックの宝石と言われる美しさですので、少し時間を作り足を運んでみてください。