ヨーロッパ大陸最高峰はロシアのエルブルース山☆ガイドとともに標高5642m大展望ハイキング☆帰りに1泊　モスクワ立ち寄り付

ロシア南部、北コーカサスに位置するカバルダ・バルカル共和国。この地にはヨーロッパのモンブランを抜いて最高峰 5642mのエルプルース山があるのです。登山家には憧れの山ですが、トレッキングやハイキングだけでも楽しめるのは3780mの展望台、そしてベースキャンプまでロープウェイやリフトを乗り継いで、誰でも簡単に登れるからです。夏でも雪を被った2 つのピークからなるエルブルースは、あたり一面に4000m級の美しい山並みを従えて、目の前にその壮麗な姿を見せてくれます。麓の村テルスコルには快適なホテル もあり、日帰りでチェゲド山ヘリフトで登り展望したり、ロープウェイで登ってハイキングをしたり、楽しみ方も盛りだくさんです。

エルブルース山展望のために、ロープウェイを乗り継いで3780mの地点まで。3500mの地点から上は少々古めのリフトで15分以上のちょっとスリリング。でもそのリフト体験は素睛らしいものなのです。前後左右一面に広がる4000m級の雪を被った山並みと最高峰エルブルース山とその氷河に囲まれての空中散歩。ごつごつした岩山の上、静寂の空間を飛ぶような不思議な気分です。3780mとちょうど富士山の山頂と同じ高さに降り立つと、そこには登山者のキャンプ、バレルス小屋と呼ばれる簡易シェルターのような建物が並んでいます。山登りができない人でもベースキャンプまで行けて、絶景を堪能できるのもめったにできない経験となるはずです。