浪漫紀行〜イルクーツクからバイカル湖湖畔の町ウラン・ウデ〜極東ウラジオストックまで〜憧れのシベリア鉄道横断4,106キロの旅〜【各地でしっかり観光付】＜月・水・金曜発＞

イルクーツクからシベリア鉄道で約8時間。モンゴル系ブリヤート人が多く生活するウラン・ウデ。黒い髪と瞳、そして馴染みのある肌の色は、背格好も日本人に似ていて、親しみやすさを感じます。ロシア的な美しい街並み、青と白のコントラストが素晴らしいロシア正教の教会、伝統的な木造建築以外にも、近郊にはロシアチベット仏教の中心地であるブリヤート人の聖地、イヴォルギンスキー・ダツァン（寺院）があり仏教を信仰している人々も多くみられます。ロシアの旅の途中でマニ車を回したり、お経をあげる声を聴いたり、五体投地の姿を見たりすると、アジアとヨーロッパの境界に近い都市ならではの特別な時間を感じ取ることができます。

1992年まで外部から入る事が出来なかった閉鎖都市ウラジオストク。その町がソ連崩壊後解放され、ようやく外に顔を知られる事になりました。レンガ作りのヨーロッパらしい建物が残り、坂が多いこの町はとても美しく、ゆったりとしています。今では映画館やショッピングセンター等も出来、若者達で賑わっています。暖かくなる6月頃から週末にマーケットが開かれ、近郊からの野菜や果物、魚等が売られます。マーケットにはそれを心待ちにしていた人達でいっぱいです。冬はマイナス30度が常の毎日、外で楽しめる季節がとても大切なのです。