摩天楼とブルースの国際都市☆アメリカン航空で行く　シカゴ6日間

シカゴはその立地ゆえアメリカの中でもいち早く発展した歴史をもっています。そのため20世紀初頭、世界有数の経済都市となったシカゴの資産家たちは当時最先端の超高層ビルを競って築きあげ、芸術・文化に対しての支援を惜しみませんでした。それが今日のシカゴの基礎となり、高層建築がひしめく経済都市であるとともに芸術都市としての地位を確固たるものにしています。一方で南部からの労働者が流入し今日のアメリカの大衆文化もシカゴで育ったと言われています。シカゴジャズやシカゴブルースという言葉を聞いたことがあるでしょう。ハイカルチャーもサブカルチャーもここシカゴを経由してアメリカ全土へ広がったのです。

シカゴと言えば真っ先に摩天楼を頭に思い浮かべる人も多いでしょう。街を歩いているだけでも摩天楼見物ができるのはシカゴ観光客の特権なのです。代表的な建物としてはアール・デコの様式が美しい「シカゴ商品取引所」、近代摩天楼の基礎となるビル「ルッカリー」、ゴシック様式が印象的な「トリビューンタワー」。その他にもシカゴのダウンタウンには世界4大建築家の一人であるミース・ファン・デル・ローエがデザインした建物が多いことで知られています。またシカゴ郊外にはもう一人のシカゴを代表する4大建築家のフランク・ロイド・ライトが手がけた住宅が並ぶオートパークがあり、こちらも必見です。