日本語ガイドがご案内するアメリカ独立の舞台　☆コンコードとレキシントン、ボストン美術館☆情緒あふれる街の散策も！

ボストン近郊はアメリカの歴史を紐解く上で欠かせない重要な都市ばかりです。例えば、レキシントンとコンコードはアメリカ独立戦争の契機となった場所、さらに「若草物語」の舞台であり、その作者・ルイーザ・メイ・オルコットなど19世紀を代表する文豪が愛した街でもあります。まさに「アメリカの原風景」と言える場所で、アメリカ人でこの土地とその歴史を知らない人はいません。きっと四季折々で違う表情を見せるこれらの街並みからはアメリカ史の息吹を肌で感じるはずです。またもし時間があれば最初の移民であるピューリタン（清教徒）が降り立った場所で「アメリカ発祥の地」と言われるプリマスへ行くのもおすすめです。

ボストンで街歩きをするなら、1800年代に建てられたレンガ造りの瀟洒な街並みのビーコンヒルがおすすめです。中でも興味深いのはビーコンヒルを縦に貫くチャールズ通り。この通りのお店の看板は、そのお店が何を販売しているのかを軒先につけたオブジェで表しています。酒屋であればビールピッチャー、薬局であれば調合に使われる擂り粉木と鉢が飾られています。さらに面白いことに、この地区には1800年頃に無かったお店は開いてはならないという決まりまであります。例えば服屋・酒屋・レストラン・郵便局はOKですが携帯・コンピュータ店はありません。だからこそ「古き良きアメリカ」にタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめるのです。