【大阪（伊丹）発着】シチリア2大都市周遊の旅☆シチリアの州都パレルモと世界遺産バロックの街カターニア☆フリータイム充実で近郊の街に訪問も可＜到着日送迎付き！＞

地中海最大の島、シチリア島は地中海の要衝として様々な異民族に支配され、独特の文化を持っています。ギリシャ支配の時代から覇権をローマと争い、6世紀にはビザンチン勢力が300年にわたって覇権を握り、次にアラブ人がやってきます。13世紀には南イタリア王国の首都がパレルモとなります。これらの複雑な歴史をじっくり楽しみたいのであればパレルモ、カターニアに拠点を置いて観光するのがお勧めです。パレルモから日帰りでギリシア時代のアグリジェントの壮大な遺跡へ行くのもよし、カターニアの世界遺産のバロック建築の街並みを楽しむのもよし、様々な時代に思いをはせる旅行になること間違いありません。

パレルモに次ぐ第二の大都市カターニャは、度重なるエトナ山の噴火や地震に見舞われ壊滅的な被害を受けながらも、18世紀初期にバロック様式を用いて再建され、世界遺産に登録されました。町はとても清潔でコンパクト。ドゥオーモ広場にあるシンボルの象の噴水は、溶岩で作られた象の上に、エジプトから運んできたオベリスクを乗せたとても個性的なもの。すぐ脇では、シチリア最大と言われる魚の市場が開かれています。現地の人の声が飛び交う活気のある雰囲気は一見の価値あり。昔は海沿いに建てられたがエトナ山の噴火によりすっかり陸地の城になってしまったウルシーノ城も見逃せません。城の周りには、流れてきた溶岩を見ることができます。