【羽田発着の直行便・全日空で行く】☆ドロミテの拠点ボルツァーノとミラノ☆澄みきった空気・3000m級の山々　南チロルを訪ねて＜朝食付き＞

世界の誰もが知っている大傑作、レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」は、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会食堂の壁に描かれています。新約聖書の中でも衝撃的なワンシーンの本作品は、世界遺産にも登録済。赤い服に青いマントを身に着けたキリストを中心に12使徒がずらりと並び、キリストの一言「汝らのひとり、我を売らん」　が放たれた驚きの一瞬を、使徒それぞれの手や目の動き、表情で見事にとらえています。一点透視図法がとられていて、背景、構図、配色などあらゆる要素がキリストのこめかみに集中するよう計算されています。作品保護のため一度に見学できる人数が制限されているので、事前予約が絶対におすすめです。

南チロルにあり、世界遺産のドロミテ山塊の拠点となるのがボルツァーノです。ドロミテ山塊へのオプショナルツアーの1日ツアーでは専用車でドロミテ渓谷、アルプスの峠や湖、麓に点在した町や村などを周遊します。ドロミテ渓谷は切り立った崖や絶壁、深い峡谷が連なり独特の景観を見せてくれます。日本人にはまだまだ知られていませんが、スイスのような雰囲気を求めるヨーロッパ人には人気の穴場なのです。ボルツァーノは、イタリアでありながら、かつてはオーストリアのハプスブルグ家の領地でした。そのため今でもドイツ語を話す人が多く、食文化もイタリア料理だけでなく、オーストリア料理やお菓子の美味しさにも定評があります。