トスカーナのワイン村とアグリツーリズモ◇憧れの白い町並・地中海の島カプリ島にも滞在☆とっておきのイタリア・6都市周遊の旅

ナポリからフェリーで40分、カプリ島は地中海に浮かぶリゾートの島。紺碧の海と白い石垣にブーゲンビリアの花が咲き誇る、楽園を絵に描いたような島なのです。あまりにも有名な青の洞窟では、宇宙にいるように神秘的な光が差し込む洞窟へ、小舟で探検の旅がお薦め。港には派手なツートンカラーのタクシーやロングリムジンのタクシーなどがフェリーを降りた観光客を出迎え、客引きをしています。陽気なドライバーはカンツォーネを歌いながら陽気に島を案内してくれたりして、楽しい体験となるはずです。カプリには日帰りのオプショナルツアーが多いけれど、このコースでは1泊してゆっくりとリゾートライフが過ごせます。できれば延泊もしてのんびりスローなイタリアを満喫したいものですね。

１４～１５世紀、メディチ家の富と権力の象徴として、フィレンツェで花開いたルネッサンス芸術。世界遺産に指定されているフィレンツェの歴史地区をそぞろ歩けば、まるで美術館にいるかのような、中世の世界にタイムスリップしてしまいます。ローマのように大きくないフィレンツェの町並みは全て徒歩で十分観光できるのも嬉しいところ。アルノ川南岸の丘の上に位置するミケランジェロ広場から町並みを一望したら、橋を渡って旧市街へ。町の中心に聳え立つ赤く大きなクーポラ（ドーム）が圧倒的な存在感を見せてくれる花の聖母寺ドゥオモ。カラフルな大理石造りの建物は、見る者を魅了してやみません。隣に立つジョットの鐘楼は、かのダンテが「神曲」のなかで絶賛したとして知られています。